闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別アーカイブ

検索フォーム

広告!

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
HP Directplus オンラインストア
comments(-)|trackback(-)|スポンサー広告|--------_--:--|page top

映画『聖の青春』

夭逝の天才棋士、村山聖の将棋に捧げた生涯を描いた、傑作ノンフィクションの映画化。
原作を読んでいて、尚且つ将棋ファンである僕の立場からすると、映画に入れ込んでほしかった要素や描いてほしかったエピソード等がけっこう大胆に端折られてるので、残念な気持ちになる。
また、映画を見る観客の大半は将棋のことも、将棋界のことも知らない人達だと思うので、そういう人達に、村山聖が将棋に注いだ情熱や病気のこと、彼と周囲の将棋棋士たちとの間で結ばれるちょっと変わった人間関係や勝負師独特の絆のようなものがどこまで伝わるのだろうという不安もある。
ただ、過度に説明的描写に偏ることも、大仰にお涙頂戴に走ることもなく、落ち着いたトーンで描かれていることは好意的に評価すべきなのだろうな。
願わくは、将棋を知らない人達にも、この映画から何かが伝わればいい。
スポンサーサイト
HP Directplus オンラインストア
comments(0)|trackback(1)|読書|2016-12-04_11:22|page top

小説『ようこそ地球さん』星新一

星新一のショートショート集。42編の収録作すべて、昭和36年6月以前に書かれたという、星新一の1001編のなかでもかなり初期の作品集ですが、今もって全く古びていない、キラッキラに光る作品の数々に驚嘆する。
ようこそ地球さん (新潮文庫)ようこそ地球さん (新潮文庫)
星 新一

新潮社 1972-06-19
売り上げランキング : 19778

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 あとがきによれば〈単行本『人造美人』と『ようこそ地球さん』のなかからから19編をえらび、それにほかの短編集に収録の作品を加え、50編をまとめた自薦集が、新潮文庫の『ボッコちゃん』である。(中略)『人造美人』と『ようこそ地球さん』のうち、新潮文庫『ボッコちゃん』に収録しなかった全短編を集めたのがこれである〉とのこと。
 この概要だけ読むと、自薦集である『ボッコちゃん』に入らなかった短編を集めた、言い方は悪いが捨て作品の寄せ集めかと感じてしまいますが、実態はさにあらず。むしろ、星新一という作家の先見性と幅広い想像力、そしてSFというジャンルの魅力を見せつける良作、傑作が盛りだくさんです。


続きを読む

Theme:SF小説
Genre:本・雑誌

HP Directplus オンラインストア
comments(0)|trackback(0)|読書|2016-11-15_22:29|page top

小説『盤上のアルファ』塩田武士

 第5回小説現代長編新人賞を受賞した、塩田武士氏のデビュー作。人生のどん底を見た嫌われ者の二人が出会い、やがてそれぞれの再出発へと足を踏み出す、熱い感動のストーリー。
盤上のアルファ (講談社文庫)盤上のアルファ (講談社文庫)
塩田 武士

講談社 2014-02-14
売り上げランキング : 277722

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 秋葉隼介は神戸新報の県警担当記者。しかしその性格の悪さが災いし、文化部の囲碁将棋担当記者に左遷されてしまう。失意の秋葉が行き着けの飲み屋で偶然出会ったのが、元奨励会員で同い年のアマチュア将棋指し、真田信繁だった。プロ棋士への夢を諦めきれず、三段リーグ編入試験を受けたいという真田に、秋葉は酔った勢いで「お前がプロになれたら、俺は新聞社を辞める」と約束してしまう。しばらくして、家賃滞納で住処を追われた真田が秋葉のマンションに転がり込んできた。その日から秋葉と、人生の起死回生をかけて三段リーグ編入試験に挑む真田との奇妙な共同生活が始まった――。
 

続きを読む

Theme:読書感想
Genre:本・雑誌

HP Directplus オンラインストア
comments(0)|trackback(0)|読書|2014-10-04_18:40|page top

小説『無貌伝~綺譚会の惨劇』望月守宮

 シリーズ4作目にして、初の連作短編集。三探偵のひとり、御堂八雲が催した〈綺譚会〉なる会合。そこに集った人々の口から、ヒトデナシと無貌にまつわる様々なエピソードが語られていく……。
無貌伝 ~綺譚会の惨劇~ (講談社ノベルス)無貌伝 ~綺譚会の惨劇~ (講談社ノベルス)
望月 守宮

講談社 2011-08-04
売り上げランキング : 545303

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 三探偵の一人・御堂八雲から、列車の旅に招待された探偵助手の古村望。〈綺譚会〉と称されたその集まりは、八雲に招待された人々が、ヒトデナシにまつわる事件の記録や体験談を語り合う場だった。代わるがわる語られるエピソードの中から次第に見えてくるのは、無貌を取り巻く〈魔縁〉たちの存在だ。そして最後には、この会を主催した八雲の衝撃の真意が明らかなる。いよいよ最終局面を迎えた望の戦い、その先に待ち受けるのは、勝利か、破滅か?
 
 

続きを読む

Theme:推理小説・ミステリー
Genre:本・雑誌

HP Directplus オンラインストア
comments(2)|trackback(1)|読書|2014-06-30_04:22|page top

小説『闇の喇叭』有栖川有栖

 本格ミステリ作家、有栖川有栖による新シリーズ。探偵活動が禁止された世界で、かつて探偵だった両親をもつ少女ソラが、殺人事件の謎に挑む。
闇の喇叭 (講談社ノベルス)闇の喇叭 (講談社ノベルス)
有栖川 有栖

講談社 2013-03-07
売り上げランキング : 239621

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 第二次世界大戦終結後、ソ連に占領された北海道は、後に〈日ノ本共和国〉として独立。本州以南の日本と敵対するようになる。
 それからおよそ65年。海辺の田舎町・奥多岐野で殺人事件が発生する。地元の高校生・空閑純は事件に関心を持つが、父親から、事件の真相を究明しないよう釘を刺される。私的探偵行為は法律で禁止されているのだ。純の両親はかつて、大阪で名の知れた探偵だった。しかし純が13歳のとき、母は一切の連絡を絶ち、行方不明になっていた。一度は事件に関わらないと父に約束した純だったが、親友の母親が容疑者にされかかっていると知り、親友を助けるために事件の解明に乗り出す。
 

続きを読む

Theme:推理小説・ミステリー
Genre:本・雑誌

HP Directplus オンラインストア
comments(0)|trackback(0)|読書|2014-06-16_03:43|page top

小説『瞬間移動死体』西澤保彦

 いわゆるSF新本格。瞬間移動能力を持った男が妻の殺害を計画するが、予想外のトラブルから事態は思わぬ方向へ……。
新装版 瞬間移動死体 (講談社文庫)新装版 瞬間移動死体 (講談社文庫)
西澤 保彦

講談社 2012-09-14
売り上げランキング : 140421

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 人気作家を妻に持ち、ヒモ同然の暮らしを送る俺。そんな俺も、心ひそかに作家になりたいという夢を持っていた。その夢を妻が心無い一言で否定したそのとき、俺の胸に、妻への殺意が生まれる。俺は自分のもつある能力を使い、妻を亡き者にしようと計画した。妻がロサンゼルスの別荘で死んだとき、俺は東京の自宅にいる。そんな完璧なアリバイを確保して。しかしいざ実行というところで、計画外のトラブルが続発。やむなく計画を断念した俺の元に、妻からの電話。別荘のクローゼットで、男の死体が見つかったという……。
 

続きを読む

Theme:推理小説・ミステリー
Genre:本・雑誌

HP Directplus オンラインストア
comments(0)|trackback(0)|読書|2014-05-28_02:44|page top

小説『無貌伝~人形姫の産声~』望月守宮

 無貌伝シリーズ第三弾。大学生だった秋津と遥が、苦難を乗り越えて結ばれる過程と、宿敵・無貌との運命的な出会いが描かれる一編。
無貌伝 ~人形姫の産声~ (講談社ノベルス)無貌伝 ~人形姫の産声~ (講談社ノベルス)
望月 守宮

講談社 2010-12-07
売り上げランキング : 354300

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 「人形を見せてあげる」
 大学生の秋津承一郎は、友人の岬遥に誘われ、彼女の実家を訪れる。そこは湖に浮かぶ島に建てられた洋館で、数多のヒトデナシが封印されているという。島について早々、遥は姿を消し、秋津は一日の記憶を失くしていることに気づく。そして、島で出会った5人の男たちと、幼き日の遥を模った5体の人形。やがて男たちはヒトデナシの力によって次々と命を吸われ、そのたびに人形たちに命が宿る。秋津は姿の見えない遥の身を案じながらも、事件の謎と、その背後にある島の秘密に迫っていく。
 

続きを読む

Theme:推理小説・ミステリー
Genre:本・雑誌

HP Directplus オンラインストア
comments(2)|trackback(1)|読書|2014-03-01_19:01|page top

プロフィール

tamacat

Author:tamacat
行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
でもその“理”を支えているのは、実はすべて直感と思い込みだったりもする。そういう人。

参加ランキング

クリック感謝!

NetShop

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。