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闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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小説『乱鴉の島』有栖川有栖

 “臨床犯罪学者”火村英生が活躍する、作家アリスシリーズの長編。このシリーズでは極めて珍しい、“孤島もの”の生粋のクローズド・サークル。大物作家の別荘に集う、その作家のファンだという人々。彼らの秘めた目的とは一体……。
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 年度末の多忙からか、疲労の色の濃い火村助教授に、下宿先の婆ちゃんから出された提案。「命の洗濯をしてきなはれ。有栖川さんでも誘って」――そうして訪れた伊勢の離れ小島・烏島で、私たちが出会ったのは、知る人ぞ知る伝説的文学者・海老原瞬と、そのファンだという人々。この島にある海老原の別荘で、彼を囲んで親睦を深めているという。携帯の電波も届かないこの島で海老原のような大物に出会っただけでも驚いていたところに、さらなる珍客が。空からヘリコプターに乗って現れたのは、アニメやゲームなど、日本のポップ・カルチャーを世界に紹介して莫大な利益を上げている実業家、初芝真路だ。多忙の合間を縫い、ヘリコプターまでチャーターして彼がやってきた理由は、海老原の友人である医師の藤井に会うためだという。しかし藤井は初芝との会談を断固拒否。訝りながらも海老原邸で一夜を過ごし、迎えた島での二日目。私たちは初芝がねぐらにしていた民家で、海老原邸の管理人の死体を発見する!
 

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Theme:推理小説・ミステリー
Genre:本・雑誌

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comments(0)|trackback(1)|読書|2010-04-05_01:30|page top

プロフィール

tamacat

Author:tamacat
行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
でもその“理”を支えているのは、実はすべて直感と思い込みだったりもする。そういう人。

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