闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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小説『鬱』花村萬月

 花村萬月という小説家には前からなんとなく興味はあったのですが、読むのは初めて。今回、花村ファンであるというある知人が「いちばんお勧め」と言って貸してくれた本書は、ある意味では予想通り、予測不能な異形の作品でした。
鬱 (双葉文庫)鬱 (双葉文庫)
花村 萬月

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 小説家志望のフリーター舞浜響。小説を書くということは倫理を作り上げることだと考える彼は、倫理を作りえない同人誌仲間や愚鈍で蒙昧なアルバイト先の従業員たちを軽蔑している。一方、女子高生の平河由美枝は幼い頃から膨大な量の書物に淫し、年齢不相応な知識と観念を身につけているが、自らの抜きん出た性質を恥じ、普段はごく普通の、平凡な女子高生を演じている。あることをきっかけに出会ったふたりの、過剰な自意識と観念が暴走した先に行き着くものとは……。
 

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Theme:推理小説・ミステリー
Genre:本・雑誌

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comments(0)|trackback(0)|読書|2012-07-23_02:22|page top

小説『大久保町の決闘』田中哲弥

 一部でカルト的な人気を博す異色作家・田中哲弥氏の長編デビュー作。ボーナストラックとして本編の前日談「三人の名付け親」も収録。
大久保町の決闘―COLLECTOR’S EDITION (ハヤカワ文庫JA)大久保町の決闘―COLLECTOR’S EDITION (ハヤカワ文庫JA)
田中 哲弥

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 兵庫県明石市大久保町はガンマンの町である。
 受験を控えた高校三年生の笠置光則は、勉強に専念しようと母の田舎である大久保町へやってきた。しかし町について早々、撃ちあいに巻き込まれるわ、凄腕のガンマンだと勘違いされて英雄扱いされるわで驚きの連続。祖母に琴を習っている紅葉という少女に一目惚れするが、その紅葉が町を牛耳る村安兄弟に誘拐され、光則は村安が雇ったガンマンたちに命を狙われることになる。
 

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Theme:ライトノベル
Genre:本・雑誌

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comments(0)|trackback(1)|読書|2012-07-12_02:28|page top

小説『殺戮にいたる病』我孫子武丸

 本作の発表年は1992年だから、丸20年前ということになる。今なお「新本格」の金字塔の一つと言われ、著者にとっては名刺代わりの代表作でもある傑作。数年ぶりの再読です。
殺戮にいたる病 (講談社文庫)殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子 武丸 笠井 潔

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 蒲生稔は愛を求めていた。稔は女を殺すことで、初めて愛の意味を知った。自らの生きる意味を悟ったのだ。しかし愛は、すぐに失われてしまう。稔には愛が必要だった。真実の愛が――。
 都内で続けて発生した女性惨殺事件。乳房を切り取るという手口から、同一犯による連続殺人と思われた。警察の捜査が難航する中、主婦の蒲生雅子は、大学生の息子が殺人犯なのではないかという疑いを抱き始めていた。一方その頃、退職した元刑事の樋口は、事件の被害者・島木敏子の妹・かおるから、犯人探しへの協力を依頼される。
 

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Theme:推理小説・ミステリー
Genre:本・雑誌

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comments(0)|trackback(0)|読書|2012-07-03_03:50|page top

プロフィール

tamacat

Author:tamacat
行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
でもその“理”を支えているのは、実はすべて直感と思い込みだったりもする。そういう人。

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