闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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映画『ぐるりのこと。』

 珍しいですよ、僕がこの手の映画を観るなんて。エンターテインメント至上主義者ですから、僕は。エンタメ色のない映画なんて、普段は絶対観ませんから。
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 じゃあなんで観たんだよ、と言われると、「リリー・フランキーが薦めてたから」としか言えない。週刊プレイボーイの連載の中で、「本当にいい映画だから」とリリーさんが仰っていたので、見る気になりました。

 映画『ぐるりのこと。』公式サイト
 自分の主演作品を「本当にいい映画だから」なんて、他の人が言うと宣伝文句にしか聞こえないですよ。でも、リリーさんが言うと説得力がある。たぶん、自分の関わった作品をことさら宣伝したり、賞賛したりしないタイプだと思うから。むしろ、「煩わしいからほっといてよ」というタイプだと思う。そのリリーさんがわざわざ「いい」と言うんだから、いいに違いない。そう思って、観に行きました。

 実際、すごくいい映画でした。本当に感動した。主演のリリーさんが、すごくいい。本人も語ってるけど、芝居してないんですよね。ほとんど素のまんま。まあそんなことが許されるのも、周りの役者さんたちがみんな達者な人たちだからだろうけど。

 1993年~2003年まで、10年間の世相を織り込みつつ、様々な困難や苦悩をともに乗り越えながら絆を深めていく夫婦の姿を描いた映画。前半はけっこう殺伐とした展開で、正直見ているのが辛くなるようなところもあったのですが、物語が一つの山場を越えたところから、後半はとても穏やかで、暖かい映画になっていきます。この山場――妻が夫に対し感情を爆発させるシーンで、妻のすべてを受け止めて、「好きやから、一緒にいたいと思うとるよ」と穏やかに言う、夫の優しさに感動します。また、その台詞を言うリリーさんがいいんだ。で、その直後に下ネタ言って笑わせたりする。リリーさんならでは。

 でもなぁ。感動して、泣かされておきながらこう言うのもなんですが、やっぱり、穏やかな映画って、趣味じゃないなぁ。「エンタメしてない」とは言い切れないかもしれないけど、エンタメ色が薄いのは確か。エンターテインメント至上主義者としては、どこか好きになり切れない作品でもあります。本当にいい、素晴らしい映画だけど、映画界や映画ファンの間で、こういう映画が至上だと思われて、こういう作品ばかりが作られるようになったら嫌だなぁ、と思ってしまう。そんな心配をするのは、僕ぐらいでしょうね。
ハッシュ!ハッシュ!
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はじめまして
ご訪問とTBをありがとうございました。

>リリーさんがわざわざ「いい」と言うんだから、いいに違いない。

たしかにリリーさんにはそんな雰囲気がありますよね。
映画の中でも自然体で、初主演とは思えない演技でした。

>素晴らしい映画だけど、映画界や映画ファンの間で、
>こういう映画が至上だと思われて、こういう作品ばかりが
>作られるようになったら嫌だなぁ、と思ってしまう。

いい映画、すばらしい映画の価値基準は人それぞれですよね。
いろいろな作品が作られて、自分好みの映画がいつでも
観られる、そんな状況がいちばんだと私は思います。

初コメント、失礼いたしました。
コメント&TB感謝いたします。
>>masktopiaさま。
わざわざコメントありがとうございます。
ほんと、いい映画は人それぞれなんですよね。
この『ぐるりのこと。』は文句なしにすばらしい映画ですが、
“好きな映画”ではないです。
何ごとも多様性が大切なので、
いつもいろいろな選択肢の中から
選べる状態が理想ですね。

プロフィール

tamacat

Author:tamacat
行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
でもその“理”を支えているのは、実はすべて直感と思い込みだったりもする。そういう人。

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