闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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ドラマ『悪魔の手毬唄』

 去年はなかったので、2年ぶりの復活となる稲垣吾郎=金田一耕助の第五弾。映画『K-20 怪人二十面相・伝』でヒットを飛ばしている佐藤嗣麻子が脚本を書き、『古畑任三郎』や『僕の生きる道』などを手がけた星護監督がメガホンを撮るのは、過去四作とおなじ。
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 吾郎さんの金田一ははまり役だと思いますし、戦後まもない時代の空気を醸しだす映像美もこのシリーズの見どころ。さらに今回は、女性の出演者たちが美人ぞろいです。

 フジテレビ『悪魔の手毬唄』公式サイト
 
 主演の吾郎さんいわく、『悪魔の手毬唄』は横溝作品の中でもビッグタイトルだそうですが……すいません、知りませんでした。推理小説は好きだが古典を知らないのが僕の弱点。勉強せねば、とは思ってるんですけどね。

 内容はいかにもド田舎という僻地の山村で、同い年の3人の美女たちが、村に伝わる手毬唄の歌詞になぞらえて次々と殺されていくという、これぞ横溝ミステリーというもの。これに、23年前に起きた未解決の殺人事件の謎が絡む。
 見立て殺人、麗しき美女たち、そして23年前の事件では顔のない死体と、本格ムードを守り立てる道具立てが揃っていて、ミステリー好きとしては「待ってました!」な内容です。
 推理の志向としては、いわゆる「フーダニット」。密室とかアリバイトリックというようなものはなく、「犯人は誰か?」を推理していくもの。犯人を絞り込む決定打になるのは、意外にも動機。『安楽椅子探偵』シリーズの原作者の言葉を持ち出すまでもなく、本格ミステリーで、動機を推理の決め手にすることは普通ありませんが、横溝作品ではけっこう、動機が重要視されることが多いような気がします。『本陣殺人事件』の動機も驚くべきものでしたし。現代人にはちょっと理解できないようなものもあるのですが、戦後間もない時代の日本人の精神性を捉えた深い動機が、作品の謎をより深め、それが推理の上でも鍵になるというのが横溝作品の特徴でしょうか。

 こういういかにもな本格ものって、あまり映像化される機会は多くないですが、実際映像化してみたら、かなり映えるものが多いと思うんですよね。だから、ミステリーファンとしてだけではなく、ドラマファン、映画ファン的な視点で見ても楽しめる要素が絶対ある。それはこのシリーズの歴代の作品群が示しているとおりです。
 主演の吾郎さんはもともと金田一耕助シリーズのファンだそうで、「金田一シリーズは、僕のライフワークだと思っている」「僕の役者人生が続く限りずっとやっていきたい」というくらい、このシリーズに意気込みを見せています。僕は視聴者としてこのシリーズがすごく好きなので、意気込みだけでなく、ぜひずっと続けて欲しいですね。
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行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
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