闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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小説『幻想運河』有栖川有栖

 美しいロジックに貫かれたド本格ミステリで知られる有栖川有栖が、「本格ミステリであることにいつもほどこだわらず」に書き上げた異色作。
幻想運河 (講談社文庫)幻想運河 (講談社文庫)
有栖川 有栖

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 ロジックの美しさもさることながら、文章の美しさがこの作者の魅力だなぁ、と再確認。オランダのアムステルダムを舞台にした、美しい幻想ミステリーです。
 
 オランダでは大麻系の麻薬は合法だそうで、主人公が麻薬でトリップして見る様々な幻が物語を彩ります。オランダはアダルトの規制も緩いと聞いたことがある(無修正アダルトサイトはオランダ発信のものがけっこうあるらしい)けれど、全体的におおらかな国なんでしょうか。住んでるヒトのサイズもデカイしね(平均身長が世界一!)。
 それにしても、結末は切ない。アリスさんのミステリはだいたい切ないけれど、この作品の切なさはまた独特。事件の闇をバッサリ斬ってみせる探偵役がいないこともあって、なんともやりきれない読後感が残ります。

 ところで、アリスさんは新本格の作家たちの中では珍しくサラリーマン経験があるので、冒頭に登場する疲れ果てたサラリーマンの心情にリアリティがありますね。

 ↓有栖川有栖の非・シリーズ物小説
ジュリエットの悲鳴ジュリエットの悲鳴
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Theme:推理小説・ミステリー
Genre:本・雑誌

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行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
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