闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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小説『人形館の殺人』綾辻行人

 綾辻行人の『館シリーズ』の4作目。
 『館シリーズ』といえば叙述トリック。毎回、様々な叙述のテクニックを駆使して読者を騙してきた作品ですが、今回はどんな騙し方に挑んでいるのか?
人形館の殺人 (講談社文庫)人形館の殺人 (講談社文庫)
綾辻 行人

講談社 1993-05
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 結論から言えば、この作品は『館シリーズ』番外編、という感じがしますね。何故か?それを書くとネタバレになっちゃうんで書きませんけど。ただ、たとえば今までの『館』が、「離れ小島」だとか「人里離れた山奥」だとか、あげくには「地下」まで、つまりは外部社会から隔絶された場所に設定されていたのに対し、今回の『人形館』は京都市内の閑静な住宅街の中にある、と言えば、この作品の異色さが伝わるでしょうか。また時間的にも、これまでの作品のように数日間の凝縮された物語ではなく、半年以上にわたる長いスパンでの物語になっています。
 
 作者自身にとっても、「すごく愛着がある、けれど一方で、激しい嫌悪感を抱いてもいる」という、非常に独特な位置を占める作品らしいです。読者の評価も割れているようです。でも、僕はけっこう好き。なんというか、“こういう”内容というのは、新本格が避けて通れないというか、“こういう”ものに挑んで、乗り越えないと次のステージに進めない、そういうハードル的なテーマなんじゃないでしょうか。少なくとも、綾辻さんにとっては、この『人形館』はそういう作品だったんだと思います。だから、解説の太田忠司さんも書いているように、これは綾辻ミステリの系譜の中で、かなり重要な、見逃せない作品だと思うのです。

 ↓これまでの『館シリーズ』
十角館の殺人 (講談社文庫)十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻 行人

講談社 1991-09
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水車館の殺人 (講談社文庫)水車館の殺人 (講談社文庫)
綾辻 行人

講談社 1992-03
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迷路館の殺人 (講談社文庫)迷路館の殺人 (講談社文庫)
綾辻 行人

講談社 1992-09
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Theme:推理小説・ミステリー
Genre:本・雑誌

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comments(0)|trackback(1)|読書|2007-08-30_00:31|page top

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行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
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