闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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小説『占星術殺人事件』島田荘司

 島田荘司を初めて読みました。
 本格ミステリの巨匠・島田荘司の、そして名探偵御手洗潔のデビュー作で、日本ミステリ史における記念碑的傑作、らしいが如何に。
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 『金田一少年の事件簿<異人館村殺人事件>』が、この作品のトリックをパクッているという話を何かで読んだことがあったので、『金田一』を先に読んでいる自分としてはどういうスタンスで読んだものか、と悩む部分ではあったのですが、いつもそんなに深く考えて読むほうじゃない(犯人やトリックを「当てよう」とはあんまり思わない)ので、今回も深く考えず、文章を追っていくことにしました。
 結果から言えば、『金田一』は『占星術』のトリックをもう一ひねりしたトリック、と言えそうですが、ベースとなるアイディアが全く同じなので、トリック重視の本格ミステリにおいては批判は免れないかな、と思います。
 で、『占星術殺人事件』の感想ですが……。
 かなりトリック偏重な作品なので、事前に(ある程度とはいえ)トリックを知っていたとなると、楽しみはだいぶ減ります。
 過去の事件の資料を読みながら事件を検証していくという形式なので、事件関係者の人物像や人間関係が掴みにくいし、動きのある登場人物は探偵御手洗と語り部の石岡ぐらいなので、物語の進行は終始淡々。
 事件の真相が明らかになる場面のカタルシスが最大の売りなのに、トリックは知ってる…となると、どこで楽しんだものやら、です。

 とはいえ、島田荘司は本格ミステリの巨匠。この作品以降も数々の作品を発表しています。巻末の解説を読んでいると、それら後続作品への期待を持てそうに感じました。島田作品を多く読んでいる友人に言わせると、「『占星術』を読んだのなら『異邦の騎士』までは読め」とのことなので、そこまで頑張って読まねばなぁ。
 ただ、作者の本業は占星術師、主人公の本業も占星術師、作品のタイトルも占星術というなら、もうちょっと占星術に関する薀蓄とかも盛り込んでほしかった気がするな。
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Theme:推理小説・ミステリー
Genre:本・雑誌

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comments(0)|trackback(0)|読書|2007-09-16_18:10|page top

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行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
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