闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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映画『2012』

 2012年12月21日、世界は滅びる。マヤ文明の予言が現実となり、世界中を天変地異が襲う!ディザスターパニックの名手、ローランド・エメリッヒ監督が描く、世界の終末。凄いです。
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 2009年、インド人地質学者サトナムは、前例のないほどに活発化した太陽活動の影響で、地球のコア温度が急激に上昇していることに気づく。サトナムからの知らせでこのことを知ったアメリカの地質学者ヘルムズリーは、事態を大統領首席補佐官のアンハイザーに伝え、さらに大統領から各国の首脳にも伝えられる。そして多くの国々が参加し、巨大な“方舟”の建設計画が極秘裏に開始された――。
 時は流れて2012年。売れない作家ジャクソン・カーティスは、子供たちとキャンプにやってきたイエローストーン国立公園で、チャーリーという謎の男から、世界の終末が迫っていることを告げられる。ロサンゼルスで大地震が起きたことをきっかけにチャーリーの話が本当だと悟ったジャクソンは、家族を救うために奔走するが……。

 映画『2012』公式サイト
 
 いやぁ、すごかった。
 いうなれば『日本沈没』の全世界版なんですが、もうスケールがでかいのなんの。ほとんどそのスケールのでかさだけが取り柄のような映画ですけど、ここまででかくなると、観客はもう屈服するしかない。その圧倒的なド迫力の前には、小ざかしい理屈なんて通用しません。問答無用のスペクタクルに、ただひれ伏すのみ。

 まあ、やってることは極めてご都合主義的で、いくらなんでもそりゃ無茶だろうと突っ込みたくなるようなシーンも続出だし、過剰な演出に笑っちゃうところもいっぱいあるんですが、それでもこれだけのものを見せつけられたら、素朴に「すごいなぁ」と感心してしまいますね。ある意味これこそハリウッドというか。
 ローランド・エメリッヒ監督といえば『インデペンデンス・デイ』です。あの作品では、宇宙からの侵略者から人類を守るヒーローがいましたが、この『2012』にはヒーローはいません。世界の終末は避けようがなく、“方舟”に乗ることが出来るごく一握りの人々を除いて、ほぼすべての人類は滅亡してしまいます。その一部始終を克明に描き続けるという、ある面ではとことん救いのない作品。その救いのなさが潔くて、映画の説得力になっていると思います。
 『インデペンデンス・デイ』では、“全人類の独立記念日”を熱く高らかに宣言した合衆国大統領の演説シーンが見所でした。本作でも大統領が登場しますが、こちらは“地球の終末”という避けられない運命を前にして、静かに国民に、そして全世界に語りかける。ダニー・グローヴァーの抑えた演技が、また泣かせるんだなぁ。

 人類滅亡の危機に際して、人はどのような行動をとるべきなのか。映画の中では、各国の政府が足並みをそろえ、情報をギリギリまで隠蔽していました。そうしないと不要なパニックが起きて大変だろうから、仮に人類滅亡の危機が現実に訪れても、やはり情報は隠蔽されるべきという気がします。また、“方舟”に乗って助かる人々は、遺伝子の多様性の観点から専門化が選別したという建前ですが、実際には大金で“乗船券”を買っているやつもいた。このロシア系の成金オヤジのキャラクターが、なかなか多面的に造形されていて面白いんですが、ともかく、「生き残るべき人」が選ばれたということは、反対に大多数の人々が「死んでもいい人」にされてしまったというわけで――人が人を選ぶという矛盾。エメリッヒ監督はドイツ人だから、ナチスの選民思想に対する批判なんかも、込められているのかもしれません(たぶん関係ないけど)。
 現実的には、人類は滅亡しないでしょう。しかし、すべての人間はいつか“死ぬ”わけで、こういう、否が応でも死を意識させられる映画を見ると、限られた命をいかに生きるべきかとか、生まれて死ぬまでの間に何を残せるのか、後世に何を伝えられるのか、そういったことを考えさせられます。

 ただ、滅亡の後に、浄化された世界が残る、みたいな結末は、個人的にはあんまり好きじゃない。ハルマゲドン的な終末思想というのは、一種の“救済”の思想だという見方があるけれど、現実問題として終末はやってこないわけだから。僕らがやらなきゃならないのは、破滅を経ずとも、希望のある美しい未来を作ることなわけだから。安易な“救済”思想を肯定することは、核ミサイルの発射ボタンを「押せ」と言ってるのと一緒。破壊によってなされる“救済”なんかより、前向きな営みによって築かれていく“未来”をこそ、僕らは希求すべき。この映画で描かれていることと少しズレるかもしれないけど、これ、大事なことだと僕は思うよ。
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相互リンクのお願い
突然のコメント失礼致します。
映画のサイトを運営している者なのですが、失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
もしよろしければ、相互リンク登録していただけましたら幸いです。
http://hobby.link-z.net/movie/link/register

ご迷惑でしたら申し訳ございません。よろしくお願いします。
Ewc
相互リンク歓迎です!
こんなblogでよかったら、喜んで。
登録しておきましたが、これでいいのかな?
何か問題ありましたら、ご連絡ください。
映画よりむしろここで紹介されている本の
感想が聞きたかったかも。
コメント御礼。
>>zankiさま。
本?
ああ、記事の最後にamazonリンク貼ってあるやつですか。
と、言われましても、読んでないので……。

プロフィール

Author:tamacat
行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
でもその“理”を支えているのは、実はすべて直感と思い込みだったりもする。そういう人。

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