闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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スペシャルドラマ『刑事・鳴沢了 ~東京テロ・史上最悪の24時間~』

 今野敏、佐々木譲らと並び、警察小説の旗手と称されている(本当か?)、堂場瞬一。その代表作である「刑事・鳴沢了」シリーズの中でも、最高傑作と評される『讐雨 刑事・鳴沢了』を、坂口憲二主演で初ドラマ化。
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堂場 瞬一

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 連続婦女暴行殺人犯・間島を逮捕し、起訴寸前という段階に至って、「間島を釈放しなければ、都内のどこかに仕掛けた爆弾を爆発させる」という脅迫電話がかかってくる。タイムリミットは、夜12時。見えない犯人の思惑、あちこちに仕掛けられた爆弾に翻弄される捜査員たち。はたして犯人は何者なのか?そしてその真の狙いとは……。

 フジテレビ『刑事・鳴沢了』情報ページ
 
 堂場瞬一氏の「刑事・鳴沢了」シリーズというのは、読んだことはないんだけど、本屋さんに行くと必ずといっていいほど目立つ場所に平積みしてあるので、以前からなんとなく気になってはいました。ただ、イメージとして佐々木譲氏の『警官の血』(といっても、これもドラマしか見てないけど)みたいな、重苦しい、沈鬱な雰囲気の作品だと思っていたので、予告のTVスポットを観てビックリ。アクションしまくってるじゃないか!アクションにしか興味ない僕としては、“アクションもの”ってだけで観る理由になるのね。しかも主演が『らんぼう』シリーズでアクション俳優としてのポテンシャルを存分に見せ付けた坂口憲二。これは観ないと。

 まあ坂口憲二という俳優を語る際に、まず真っ先に『らんぼう』を持ち出す人というのも、日本中を探しても僕ぐらいしかいないでしょうけど。でも、『らんぼう』のイケ役はすごく彼にあってたと思うし、いまどき珍しいぐらいのハチャメチャなアクションドラマで、そういうのが大好きな僕にとっては、旬のイケメン俳優がそういうドラマを演ってくれるというのが、すごくうれしかった。でも、『らんぼう2』もDVD発売から3年ぐらいたって、さすがにもう『らんぼう3』はなさそう。『医龍』シリーズで坂口憲二の演技面での評価が高まったこともあって、もう彼のアクションは見られないのかも、と思っていたのですが。そこへ持ってきてこの『刑事・鳴沢了』。『らんぼう』のようなコメディ・アクションとは違いますが、「坂口憲二のアクションが観れるぞぉ」と僕は大喜びしたわけです。

 内容的には、被害者遺族の思いや法の限界と理不尽、そういった重いテーマを描いているのですが、そういうテーマに引きずられすぎることなく、アクション・エンターテインメントとしての魅力を全面に打ち出した作りになっていたのが個人的には好印象でした(見る人によっては「そこが不満」でしょうけど)。ゴリ演じる刑事・江戸のすぐそばで爆弾が爆発したり、鳴沢が爆弾を抱えて疾走したり。中盤には銃撃戦もあり、アクション面ではTVで観るのがもったいないほど充実していました。逆に犯人探しミステリとしてみると、真犯人の正体、というかそのバックグラウンドにある事情が、いささか都合よすぎのように思えたり、暴力団のかかわりというのもいまひとつしっくりきていない感じが否めませんでした。ラストシーンも尻切れトンボのようで、あれはいくらなんでも据わりが悪いだろうと思うのですが。
 そんな不満はありつつ、無愛想でどこかミステリアス、それでいて心に熱い正義感を持った鳴沢了というキャラクターはとても魅力的で、坂口憲二も悲しみを滲ませつつ、時折熱い面を見せる鳴沢を好演していたと思います。原作はかなり数が出ているみたいなので、ドラマもシリーズ化を望みたいところですね。

 でも、これだけ魅力のあるアクションドラマをTVでやるなんてもったいない。なんで映画にしなかったんだろうなぁ(たぶん、原作者がマイナーだからですね)。
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行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
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