闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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土曜プレミアム『ストロベリーナイト』

 誉田哲也氏の小説を竹内結子主演でドラマ化。誉田氏の原作は、本屋に行くとけっこう平積みにされているのをよく目にします。きっと人気があるのでしょう。二時間サスペンスというと、キャストも内容もB級感が漂うイメージがありますが、本作は超A級の豪華キャスト。5月に放送された『刑事・鳴沢了』といい、よくある二時間サスペンスの枠に収まらない作品がTVで放送されるのは、いいことだと思います。

 公園の池のほとりで、他殺死体が発見された。死体には首と下腹部を切り裂かれていたが、検死の結果、下腹部の方は死後に切られたものであることがわかる。捜査一課の姫川玲子警部補は、それが死体を水中に沈めたとき、体内で発生するガスを抜くためのものではないかと推理。そして死体を現場まで運んだ人間と、池に沈める作業をする人間が別々に存在したのではと考える。池を捜索してみると、姫川の推理どおりもう一体の死体が引き上げられる。一人目と同じく、首と下腹部を切られており、同一犯による犯行と思われた。二人の被害者の間に、どのようなつながりがあったのか?捜査を進めるうち、捜査線上に「ストロベリーナイト」というウェブサイトの存在が浮上する。いったい「ストロベリーナイト」とは何なのか、そしてそれは事件の真相とどのように関わっているのか……?

 フジテレビ『ストロベリーナイト』公式サイト
 
 ミステリとしてはやや強引な展開もあり、謎解きの辻褄は突っ込みどころもありそうですが、その辺は全篇にみなぎるパッションと勢いで一気に押し切ってしまう感じ。その強引さが目に余るという感じもなく、むしろ「エンターテインメントなんだからこれぐらいやってくれなくちゃね!」と思うぐらい、いい意味での荒唐無稽さが心地よくさえ感じられました。そういう意味では、刑事ドラマとして、エンターテインメントとして、ほとんど文句なく面白かった。
 そんな面白い作品ですが、なんとなく好きになれないのは、たぶん一部の登場人物が好きになれないから。類型的と言えば類型的でしょうし、みんな「こんなやつ現実にいるわけないだろ」という雰囲気です。でもまあそれは、フィクションだからべつにいいんです。リアリティだってないわけじゃない。主人公の姫川に関しては人格形成に関わる来歴とか、そういうキャラクターの背景がしっかり描かれていたし、他の登場人物たちも、これはキャストたちの実力によるところが大きいでしょうけど、みんなそれぞれ存在感があり、魅力的でした。だからやっぱり、好きになれないのは僕の好みの問題でしょう。みんな真面目で、努力家で、分をわきまえていて、責任感や正義感があって、仲間同士の絆が強くて……といったところが、自分の性格とことごとく正反対なので、好きになれなかったんでしょうね。

 でも、ほとんど文句なく面白い作品だとは思うけれど、クライマックスだけはいただけない。大甘に甘いと言わざるをえません。なんであの緊迫した場面で、あんな説教臭い台詞や、中2病のうわ言みたいなことを言わせるのだろう?そんなもの要らないのに。もっと冷徹に、スパッと斬ってほしかったですね。

 姫川の上司・今泉係長と、姫川が最も信頼する部下・菊田。演じる高嶋政宏と西島秀俊のふたりが、めちゃくちゃカッコよかった。西島秀俊が、こういう骨太な刑事ドラマにはまるというのは、少し意外でしたね。

 不満もあるけれど面白かったこのドラマ。原作も読んでみたくなりましたね。なんかAmazon見てると、評判はいまいちみたいですけど。原作の方はシリーズ化されてますから、ドラマも第二弾、第三弾を期待したいところです。
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