日曜洋画劇場『トリック 劇場版』
2007/11/12 ( Mon )
『秋のトリック祭り』――亀田三兄弟でも意識したのか?と言いたくなる様なタイトルだ。
オープニングタイトルで「何度目だよ!」と自分で突っ込んじゃうあたりが、なんともお気楽な『トリック』らしさ。
しかし、先週の予告のときから、どうも『トリック』続編へのほのめかしを矢部が行っているので、意外と侮れない「何度目だよ!」の放送です。
オープニングタイトルで「何度目だよ!」と自分で突っ込んじゃうあたりが、なんともお気楽な『トリック』らしさ。
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しかし、先週の予告のときから、どうも『トリック』続編へのほのめかしを矢部が行っているので、意外と侮れない「何度目だよ!」の放送です。
僕自身は、深夜時代の『トリック』『トリック2』を観たことがなくて、初めて見たのがこの『劇場版』、それもTV放映ででした。ただ、見たことはなかったけど評判は聞いていて、それが良かったのか、それとも自分の好みにもともと合ってたのか、すんなり受け入れられたんですよ、この『劇場版』。
まあ、そんなに真剣に観て、真剣に論じるような作品じゃないので、こんなblog記事にするのも無為なことだなぁって感じもするんですが。
ただ、作中で死んだ人の数とか、後半の琴美たちの末路とか、くだらないギャグや小ネタに挟まれた部分で、実はすごく陰惨だったり、救いのない話を繰り返しているのがこの『トリック』シリーズだったりするわけで。べつにそこに深い意味を見出す必要もないし、たぶん見出したくても意味なんてないだろうけど、ただそこに底流としてある陰鬱な雰囲気が、ただのコメディではない『トリック』シリーズの、独特の魅力を作っているのは間違いないと思いますね。
この『劇場版1』は、主題歌が鬼束ちひろの『月光』である、という点も重要。『トリック』はやっぱり、鬼束ちひろでしょう!彼女の歌のもつ特異な幻想性、暗く澄み切った楽曲、陰気でありながら驚くほどの鋭さを持つ歌詞……。それらが、『トリック』の独特な陰鬱さを、より際立たせていることは間違いないです。
『劇場版2』のエンディングはは鬼束ちひろじゃないですからね。それがなにより残念で。たぶん、『劇場版2』の時期は、ちょうど彼女が活動休止していた時期で、それで主題歌を担当できなかったんだと思いますが、今は活動を再開していますからね。何かと匂わせてる続編(連ドラパート4か、それとも劇場版3か?)がもしあるのなら、彼女の不思議な歌声で、もう一度『トリック』を陰鬱に飾ってほしいです。
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