闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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映画『リアル・スティール』

 ヒュー・ジャックマン主演、スティーブン・スピルバーグ、ロバート・ゼメキス製作総指揮による、近未来SFヒューマンスポーツドラマ。もう予告編だけで泣きそうなぐらいだったんだけど、果たして本編の出来はどうか?
リアル・スティール (角川文庫)リアル・スティール (角川文庫)
リチャード・マシスン 小田 麻紀

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 時は2020年。より派手で、過激で、残酷なショーを求める人々の欲求によって、人間同士が闘うボクシングは廃れ、代わりにロボットがリングに上がる時代。元プロボクサーで、今はロボット・ボクシングのトレーナーをしているチャーリー・ケントンは、借金にまみれながら各地のイベントやアンダーグラウンドのリングを転戦する、不遇の日々を送っていた。そんな彼が突然、死んだ元恋人が残した一人息子の面倒を2ヶ月の間だけ見ることになる。当初は反発し合っていた親子だったが、ある日廃品置き場で見つけた旧式のスパーリング用ロボット“ATOM”との出会いが、彼らの運命を変え始める。

 映画『リアル・スティール』公式サイト
 
 まあ言ってしまえば、“ロボット版『ロッキー』”みたいな映画だよね。だからストーリーもだいたい先は読めるし、特段ひねりもない。シンプルなお話で、冗長な説明描写もなくて、一気に進んでいく。それが良さでもあるんだろうけど、違和感を感じるところでもある。そんな映画でした。

 登場するロボットたちの造型はなかなか秀逸で、カッコよかったり、目を引くものがありました。また、最強ロボットを作ったのが日本人という設定は、欧米の人たちがまだ日本をそういう目で見ていてくれているということなので、嬉しさ半分、だけどそれに反して自信喪失気味の日本や日本人の現状が情けなく思えて、がっかり感が半分という感じでしょうか。

 人間同士が闘うボクシングにおいては、体重によって呆れるくらい細かく階級が分かれているものです。それは体をぶつけ合う格闘技において体重差がそれだけ有利・不利に直結することの証左で、そこはたぶんロボット同士の殴り合いでも変わらないはず。ですが、映画を見ている限り、ロボットボクシングでは重量別に階級が分けられている様子はありませんでしたね。重量だけでなく、ボディの素材とかCPUの性能とか、そういった要素次第で場合によっては戦う前から勝敗が決まってしまいそうなものですが、その辺がルールでどのようにコントロールされているのか、映画からはまったく見えないので、そこはかなり違和感がありました。
 ロボット“ATOM”が感情や意思を持っているかのように見える描写が一瞬あるんですが、その辺りの真相がうやむやになってしまったのは不完全燃焼。

 ヒュー・ジャックマンを『X-MEN』シリーズ以外で見たのは初めてでしたが、格好いいですね。ただ、過去に恋人と息子を捨てて、借金取りから逃げ回ってるダメ男というふうにはあんまり見えない。素顔のヒュー・ジャックマンはむちゃくちゃいい人らしいし、スタジオがディズニー、プロデューサーがスピルバーグというあたりで、あまりねちっこい描き方は敬遠されたのかも知れないですね。
 息子マックス役のダコタ・ゴヨ。とりあえず名前がちょっと変わっているので、どこの国の系統なんだろ?って感じですが、演技は上手い。ちょっと生意気で、負けん気が強くて、でも子供らしい可愛げもあって。劇中で披露するロボットダンスはもともとやってたわけではなくて、この映画のために練習したんだそう。子役で人気が出てしまうと、人生を踏み外してしまう人も多いですが、そうならずに活躍してもらいたいですね。

 親子の絆が修復されていく過程にはそれなりに説得力もあって感動したし、ロボットボクシングのシーンは興奮できて、じゅうぶん楽しい映画です。でも、チャーリーとマックスが引きずってきた孤独や社会からの疎外感みたいなものを序盤でもっと強く描いていれば、終盤でよりカタルシスを感じられたと思います。予告編で抱いた期待がでかすぎたぶん、ちょっと食い足りない感じ。今まで何回も観てきた、「予告編の出来が良すぎる映画は、本編がいまいち」の例に今回も当てはまってしまった気がするなぁ。けっして悪くはないんですが、大満足とはいかなかったな。
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ダニー・エルフマン サントラ リンプ・ビズキット ライヴァル・サンズ アレクシ・マードック バッド・ミーツ・イヴィル ビースティ・ボーイズ フー・ファイターズ 50セント ザ・クリスタル・メソッド feat.イェラウルフ エミネム feat.ネイト・ドッグ

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リアル・スティール
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行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
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