闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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ドラマ『ATARU』第1回

 化学工場で爆発事故が起き、ベテラン技術者の斉木が死亡した。警察は事故と判断し捜査を打ち切るが、蛯名舞子だけはその結論に納得できず、辞表を提出して独自に捜査をはじめる。爆発現場を訪れた舞子は、そこで眠りこけている謎の男を発見。男は舞子に名前を聞かれると「チョコザイ」と答え、さらに「TTD45u30」「ひとつだけ台湾」と意味の解らない言葉を連発する。戸惑いつつも舞子が先輩刑事の沢に遺留品の再調査を依頼すると、現場に遺された木ねじにひとつだけ台湾製のものが混じっていた。さらに「TTD45u30」が箱に文字を印字する機械の名前であることが判り……。

 TBS『ATARU』公式サイト
 
 TBS日曜劇場というと、主演の中居正広にとってはかつて『白い影』で新境地を開き、役者としての評価をグンとアップさせたことがあるなど、好相性な枠という印象があります。その日曜劇場と中居正広の組み合わせが『砂の器』以来8年ぶりに実現。演じるのは“謎めいた過去を持つサヴァン症候群の天才青年”。名前はたぶん“ATARU”のはずなんだけど、今のところは“チョコザイ”で通すらしい。エンドクレジットでも“チョコザイ”になってたし。

 名探偵は必ず変な人でなければならない、というのは古今東西、本格ミステリの鉄則です。本作ではその名探偵が“サヴァン症候群”。サヴァン症候群の人を「変な人」と呼ぶのは語弊があるかもしれませんが、一般的な普通人の感覚では計り知れないものを持っているのは確か。そんな主人公が断片的に発する事件解明の鍵となる言葉たちを、まさにパズルのピースを組むようにつなぎ合わせて事件の真相に挑むのが、刑事であるヒロインの舞子というわけです。
 知的障がい者が主役のドラマというと、どうしてもシリアスだったり、泣かせモードに向きがちだったりしそうなものですが、本作はヒロイン舞子の明るくちょい天然なキャラクター(演じる栗山千明の魅力も光ってる!)がけん引役となって、親しみやすいライトミステリーという雰囲気をかもし出しています。その一方で、主人公チョコザイ=ATARUが謎の組織に追われているような描写を差し挟んだり、すでに亡くなっている舞子の母と舞子の先輩刑事・沢とのあいだに何かいわくがありげだったり、単に一話完結の謎解き話だけではなく、シリーズを通じたミステリーもあって、回を追うごとに紐解かれていくのが楽しみです。

 サヴァン症候群を扱ったドラマや映画は過去にも色んな例があると思いますが、僕はほとんど見たことがありません。強いて言えば『相棒season7』の最終回「特命」ぐらいでしょうか。と思って観ていたら、この『ATARU』の脚本、『相棒』シリーズ脚本陣のエース、櫻井武晴氏じゃないですか!「特命」の脚本家は櫻井氏じゃないんだけど、サヴァンというモチーフは「特命」からヒントを得たのかもしれませんね。
 ともかく、ミステリとしての体裁とか結構を間違わなければかなり面白いドラマになりそうだな、と観始めた直後から思っていましたが、脚本が櫻井氏とあっては謎解きの質も保証されたようなもの。ということは、このドラマは間違いなく面白い、ということですよ。演出は『TRICK』シリーズなどで堤幸彦監督の右腕として活躍した木村ひさし氏。VFXを有効に活用した、独特の色合いの映像も見所じゅうぶんです。次回以降も期待大、ですね。
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いつもお世話になっております。
「相棒season7」の最終回のきーちゃんがサヴァン症候群でしたか。
神戸初登場のあの回は事件そのものよりもきーちゃん姉弟の"その後"の方が
強烈な印象的でした。
・・・確かにあの細密画は凄かった。

でこれは一風変わったミステリーですが、
夫の労災に拘る斉木妻の言葉など流石に櫻井脚本という感じでした。
次回以降も期待できそうですね。
「特命」は輿水氏ですけどね。
>>sannkenekoさま。
毎度お世話になります。
脚本が櫻井氏、というのはエンドクレジットを見るまで知らなかったので、驚きました。
個人的には謎解きネタは『相棒』に取っておいてよ、と思わなくもないのですが
、全然違う味付けで、これだけ面白い作品に仕上げる手腕はすごいですね。もう脱帽です。

今期はミステリ系ドラマがやたら多いようですが、本作はポップな映像と
個性的なキャラクターで異彩を放っていると思います。
視聴率も良かったようですし、次回以降も期待できると思います。

プロフィール

tamacat

Author:tamacat
行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
でもその“理”を支えているのは、実はすべて直感と思い込みだったりもする。そういう人。

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