闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

検索フォーム

広告!

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
HP Directplus オンラインストア
comments(-)|trackback(-)|スポンサー広告|--------_--:--|page top

ドラマ『鍵のかかった部屋』第1話

 貴志祐介氏の人気ミステリシリーズをドラマ化。鍵とセキュリティの専門家が密室殺人の真相を暴く!

 葬儀社の社長が別荘で死亡した。死因はモルヒネの過剰摂取。社長は末期のガンにかかっており、現場が密室だったこと、直筆と見られる遺書が残っていたことから、警察は病気を苦にしての自殺と断定する。しかし司法書士の日下部は、社長がかつて作成した遺言状の書き直しを考えていたにもかかわらず、現場に遺されていた遺書の内容はかつてのものと同じ内容だったことから、他殺の可能性を疑い、社の顧問弁護士・芹沢に事件の調査を依頼するが……。

 フジテレビ『鍵のかかった部屋』公式サイト
 
 原作の「防犯コンサルタント・榎本径シリーズ」(と呼んだらいいの?)は、『硝子のハンマー』だけ読んだことがありますが、正直印象はあまりよくなかったです。トリックは秀逸でしたが、パズラーとしての構成がちょっとフェアじゃない気がしたのと、なにより主人公の榎本と純子のキャラクターに人間的な魅力がまったく感じられず、かなり読むのがめんどくさかった記憶があります。だから、あの作品がシリーズ化してたのも知らなかったし、ましてやドラマ化されるというのは驚きでした。

 ドラマを観た感想ですが、音楽の使い方や編集の仕方が斬新で面白かったですね。パズラーとしては“鍵のかかった部屋=密室”に特化していますから、いわゆる“ハウダニット”の問題で、“フーダニット(誰がやったか?)”はほとんど省みられていません。とはいえ、推理の筋道はなかなかよく出来ていて、密室の謎が解けたことで犯人の逃げ道がふさがれる展開は見事。
 原作に登場しない芹沢という人物が純子の上司として加わっていますが、彼の存在がドラマをだいぶ面白くしていますね。大規模な法律事務所の共同代表を務める超やり手弁護士で、企業法務の専門家。金にならないという理由で刑事事件の弁護は一切引き受けない主義だが、部下の純子と榎本の調査になんだかんだ文句を言いながら付き合ってしまうあたり、けっこうお人好しでもある。そして榎本が密室の謎を解き明かしたあと、犯人を名指しし追い詰めるという一番おいしいところをそっくり持っていってしまう。この抜け目のなさは見事でした。

 今期のドラマはミステリ系作品がやたら多い気がしますが、その中でも“密室”という本格推理の本丸攻略に特化したこの『鍵のかかった部屋』。ミステリ好きとしては注目せずにはいられないですが、第1話を観た印象では、謎解き部分はともかく、人間ドラマとしての広がりや奥行きを生み出せるのだろうか?というところがやや不安。トリックのネタはすべて原作にあるのだろうから、ドラマ作品としての成否はやはり、謎解き以外の面白さをどこまで表現できるか、というところだと思います。
鍵のかかった部屋鍵のかかった部屋
貴志 祐介

角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-07-26
売り上げランキング : 3376

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)
貴志 祐介

角川書店 2007-10
売り上げランキング : 602

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

狐火の家 (角川文庫)狐火の家 (角川文庫)
貴志 祐介

角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-09-23
売り上げランキング : 971

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

スポンサーサイト

Theme:テレビドラマ
Genre:テレビ・ラジオ

HP Directplus オンラインストア
comments(0)|trackback(5)|ドラマ|2012-04-17_00:04|page top

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

鍵のかかった部屋 第1話~主演男優・佐藤浩市と主演女優・戸田恵梨香が面白い。
鍵のかかった部屋 第1話 小生も好きな作家・貴志祐介氏による『防犯探偵・榎本シリーズ』「硝子のハンマー(第58回日本推理作家協会賞受賞)」「狐火の家」「鍵のかかった部屋」に収録されているエピソードをもとに、やや設定を変えて連続ドラマ化した様子。 しっ?...
鍵のかかった部屋第1話(4.16)
貴志祐介原作だそうですが、原作未読 セキュリティの専門家榎本径@大野智と 弁護士の青砥純子@戸田恵梨香・芹沢@佐藤浩市の三人が 密室事件の謎を解き明かしていく話 初回は会社社長が密室で自殺したと思われた事件の謎を追う展開。 まったく期待してなかったんですが?...
『鍵のかかった部屋』 第1話「佇む男」
「月9」なので、期待していなかったのですが、面白かったです。 『鍵のかかった部屋』というタイトル通り密室がテーマ。密室は好きなので、嬉しいですね。 今回の密室は、3次元(空間)では不可能な密室  我々は3次元(空間)の世界で生きていると言われている。縦(...
鍵のかかった部屋&タイムスクープハンター
鍵のかかった部屋は初回だが 大野は密室を解くだけは良くて 密室自体も予想したより満足で 戸田&佐藤の弁護士も悪くなく 視聴前予想より楽しめそうだよ
別館の予備(鍵のかかった部屋&タイムスクープハンター)
4月19日 鍵のかかった部屋&タイムスクープハンター 下記TBアドレスの別館にTBして頂けると有難いです TBアドレス http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/hum09041/11223151481/0dd201be

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

tamacat

Author:tamacat
行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
でもその“理”を支えているのは、実はすべて直感と思い込みだったりもする。そういう人。

参加ランキング

クリック感謝!

NetShop

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。