闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別アーカイブ

検索フォーム

広告!

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
HP Directplus オンラインストア
comments(-)|trackback(-)|スポンサー広告|--------_--:--|page top

ドラマ『相棒eleven』第8回―棋風―

 人工知能が将棋名人に挑む〈電脳戦〉の開催を目前に控えた時期。人工知能の開発者である大学教授、安西の死体が研究室で発見された。当初は不慮の事故死と思われたが、右京が現場に残された他殺の痕跡を指摘。捜査一課は、名人がコンピューターに負けてしまうことを恐れた将棋連盟会長の曾根崎を疑うが、曾根崎はアリバイを主張する。一方で右京と享は、コンピューターと対局する予定の時田名人の経歴を調査。すると、大学で安西とともに将棋プログラム開発に携わる研究員の彩子が、時田と同時期に三段リーグに在籍していたも元奨励会員だったことがわかり……。

 テレビ朝日『相棒eleven』公式サイト
 日本将棋連盟公式サイト
 コンピューター将棋協会blog


 個人的に将棋好きなので、予告を観たときから非常に期待していた今回の『相棒』。しかし感想は「薄かった……」。

 『相棒』で将棋を扱うのは、season7の6話「希望の終盤」以来二回目となります。同作は、奨励会三段リーグ最終局で明暗を分けた三人の男たちの、希望と無念と自責の思いが交錯するドラマを描いた佳作。今回も同様に、奨励会三段リーグ最終局に端を発した因縁を描いていたのですが、事件の本質自体はその“運命の一局”や奨励会というシステムとあまり関係なかった上、コンピューター将棋や人工知能といったエピソードが半端に盛り込まれて、ストーリーの肝心の部分が解りにくくなっていた気がします。
 奨励会というシステムと、そこで生まれる様々なドラマに関しては、『将棋の子』というノンフィクションに詳しいですが、「希望の終盤」と比べて今回は、そういった背景をストーリーの中で活かせておらず、特に時田名人の思いがほとんど伝わってこなかったことが非常に物足りなかったです。

 将棋プログラムと人間のプロ棋士が対局するという試みは実際に行われていて、その名も〈電王戦〉。過去に女流トップ棋士と、名人経験もある超一流の元プロがコンピューターに敗れています。来年には5人の現役プロ棋士と5つの将棋プログラムが対局する第三回の電王戦が予定されています。プログラム開発者の最終目標はドラマ同様、名人やタイトル保持者に勝つこと。「コンピューターが人間に勝てるか?」というテーマに関しては人それぞれにいろんな思いがあるでしょうが、ドラマの中でその問題を多角的に描くには至っておらず、感情的な描写に留まっているのが残念です。

 なんか批判ばっかりになっちゃったなあ。でも実際、これといってよかったところは思いつかない。一つだけ印象的だったのは、ラスト近くで享が言った、「粒子の数だけ選択肢があっても、結局は自分の生き方しかできない」というような台詞。これはたとえ人間がコンピューターに勝てなくなっても、人間同士の将棋が指され続ける動機になりうるものでもある。そのテーマが、ドラマの中でもっとよく表現されてたら……と思いますね。やっぱり批判だなあ。
相棒season9(上) (朝日文庫)相棒season9(上) (朝日文庫)
輿水泰弘ほか(脚本) 碇 卯人(ノベライズ)

朝日新聞出版 2012-11-07
売り上げランキング : 5649

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

相棒season11 オリジナルサウンドトラック  (初回生産限定) (2枚組ALBUM)相棒season11 オリジナルサウンドトラック (初回生産限定) (2枚組ALBUM)
池 頼広

ハッツ・アンリミテッド 2013-01-02
売り上げランキング : 2299

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか (角川oneテーマ21)ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか (角川oneテーマ21)
保木 邦仁 渡辺 明

角川書店 2007-08
売り上げランキング : 174420

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

スポンサーサイト

Theme:相棒
Genre:テレビ・ラジオ

HP Directplus オンラインストア
comments(0)|trackback(2)|相棒|2012-12-05_23:54|page top

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

相棒11第8話(12.5)
『棋風』  脚本:金井寛 監督:近藤俊明 将棋の時田名人@竹財輝之助と人工知能の将棋電脳戦が注目される中、 人工知能の開発者安西教授@木下政治の遺体が大学の研究室で発見され...
『相棒 eleven』 第8話「棋風」
人間対コンピュータの将棋対局  米沢さんじゃないけれど、世紀の対決にドキドキした。  でも、米沢さん、喜び過ぎ(笑) 棋風  将棋は最善手を追究する論理的なゲームであるが、

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

tamacat

Author:tamacat
行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
でもその“理”を支えているのは、実はすべて直感と思い込みだったりもする。そういう人。

参加ランキング

クリック感謝!

NetShop

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。