闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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ドラマ『相棒eleven』最終回―酒壺の蛇―

 角田課長と同期入庁の、恩地組対2課長が自宅で死亡した。現場の状況から、毒キノコを誤って食べたことによる事故死と見られ、捜査一課の伊丹らは事件性はないと判断する。死の直前に恩地と話をした角田によると、恩地は今、何か大きなヤマを抱えていた様子だったという。また恩地の妻は、恩地が最近、女と電話をしていたと証言する。恩地の携帯の通話記録を調べると、AJファイバーという炭素繊維のメーカーに何度か電話をかけていた。右京と享はAJファイバーを訪ね、その部署に女性社員が一人しか在籍していないことを突き止める。その女性社員、君原いずみに話を聞こうとする二人だったが、なぜか電話は通じず、会いに行こうとしても不思議とすれ違ってしまう。不審に思った右京が享と別行動を取ると、今度はあっさりいずみを捕まえることが出来た。しかしいずみは恩地のことは知らないという。
 帰庁した右京はすぐさま、享の携帯を米沢に調べてもらう。すると、盗聴・盗撮用アプリがインストールされていた。何者かが遠隔操作ウィルスとともに、アプリを享の携帯に送り込んだらしい。犯人はおそらく、いずみの上司である我孫子。我孫子は、炭素繊維の不正輸出に関わっている疑いがあり、恩地が調べていたのもその件だった。特命係は我孫子を問い詰めようとするが、その矢先、我孫子が自殺してしまう。

 テレビ朝日『相棒eleven』公式サイト
 


 今回の話は、傑作と言えるんじゃないでしょうか。何より、最後の手紙が素晴らしかった。話の展開や事件の謎解きに多少の無理や強引さがあったとしても、最後の手紙だけでおつりがくるぐらい。

----------------------------------------------------------
 難しいことを考えられる幸福より、愛に溺れる快楽を選んだ。
 そんな愚かな君が、僕はずっと嫌いだった。
 これからもずっと嫌いだ。
----------------------------------------------------------

 自由であることの素晴らしさと、それを活かそうとしない愚かしさ。思想・信条の自由があるありがたさを、改めてかみ締めます。

 国家や権力の闇に切り込むような内容は久しぶりでしたが、こういう内容は櫻井武晴氏の真骨頂。スパイ映画のようなケレン味のある展開を見せつつ、秘密工作に利用された“普通の人”の葛藤や苦悩という視点を盛り込む辺りが『相棒』らしいかな。炭素繊維に輸出規制があるというのは知りませんでしたが、ちょうどドラマの放送日に韓国で大規模なサイバー・テロが発生するなど、日本を取り巻く国際情勢がキナ臭さを増している昨今、リアリティという面でもけっこうバカにできない話だった気がします。
 一方で、享の親離れというか、父・峯秋との真の意味での決別が裏テーマ。一人の大人として、本当の意味で刑事としての第一歩をようやく踏み出した享を、右京もまた本当の相棒として、ついに認めたというところでシーズン11は完結しました。「ふたりだけの特命係」という、シーズン1のサブタイトルをわざわざ台詞にして言うあたりに、このコンビの相性のよさを感じます。来シーズン以降、ふたりのコンビネーションにさらに磨きがかかること請け合いです。また、峯秋との関係性において、内村刑事部長の描かれ方が従来とはやや違ってきている印象もあるので、来シーズン以降、内村・中園コンビから何が飛び出すかも注目ですね。
 ただ、今シーズン通してみると、鳴り物入りで登場した享の父・甲斐峯秋警察庁次長はただ“厭な奴”以上の印象を残せていないし、ストーリーも事件ものとしては微妙な回が多かった印象。正直シーズン11にもなるとネタも尽きてくるのかもしれませんが、今一度“刑事ドラマ”としての原点に立ち返ってみるのもいいかもしれません。今シーズンは普通の刑事ドラマっぽいのがあまりなかったので。

 そんな気の早い話をする前に、まずは3月23日に映画『相棒シリーズ X DAY』が後悔されます。今回の話にも登場したサイバー犯罪対策課・岩月捜査官とおなじみ、捜査一課の伊丹刑事がコンビを組み、国家的な陰謀に挑む作品。岩月はドラマでも準レギュラーぐらいにしてもいいんじゃないかと思うぐらい魅力のあるキャラクターですが、映画ではどんな活躍を見せるのか、大いに楽しみです。
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尊君裏での活躍
良かったですね。大枠は櫻井氏らしい警察内部の裏事情で構成されており、そこに新キャラ・峯秋のキャラクターの幅広げを図った作品。小野田官房長と比べると、国家利益や利点に加えて、個人的利益を優先させる面も見られた峯秋。確かに今の時点では悪徳高官というイメージしか残りませんが、特命との徹底対立をさせるには、右京を評価している点をどうするかも見所ですね。何はともあれ、カイトが人間として、刑事としての成長を遂げて更に続く相棒。映画も含めて今後も目が離せません。
領空内誘導って何?
>>峰川幸介三世さま。
遅レス御免。
相棒らしい、そして櫻井脚本らしい話だったと思います。
峯秋が特命係と今後どう向き合っていくかは見所になると思いますが、そこで小野田官房長との違いをどう出すかも重要なポイントになるでしょうね。
ところで、岩月の準レギュラー化というのは自分で書いておいてそそるアイディアだと思うのですが、どうでしょう?サイバー犯罪はこれからますます増えるでしょうし、本気で考えてもいいと思うんだけどな。

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Author:tamacat
行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
でもその“理”を支えているのは、実はすべて直感と思い込みだったりもする。そういう人。

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