闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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M-1グランプリ2007 その3

 昨日の続き。M-1決勝戦の出場者について、ネタ順に感想などを。
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 今日は千鳥、トータルテンボス、キングコングについて。

 朝日放送『M-1グランプリ2007』公式サイト
 
 
 【千鳥】…決勝進出は四度目と、すっかり常連になってきた彼ら。しかし、今回の順位は8位、過去三回の順位も9位、9位、6位と、成績は振るっていない。彼らの順位が振るわない理由を考えてみた。それは、たぶん彼らのネタの独特な構成にある。
 普通の漫才は、ボケとツッコミを交互に繰り返す。ボケ→ツッコミ→ボケ→ツッコミ→ボケ……という構成だ。これに対し、千鳥の漫才は、大悟のボケ→ノブのツッコミ、ここまでは普通の漫才と一緒だが、ここから→なおも大悟のボケ→ノブが言いくるめられる→二人しておかしなことをし始める→我に返ったノブのツッコミ→(以下このパターンを繰り返す)……という構成になっている。この場合、ノブが言いくるめられている間は、ツッコミ役が不在となる。日本人にはツッコミを《きっかけ》にして笑う、逆に言えば、ツッコミがなければ少々おかしなことがあっても笑わないという習性があるから、千鳥のネタには必然的に笑いが空白になる時間ができてしまうのだ。
 もちろん、M-1は観客の笑いの量で争っているのではない。おもしろいかどうかを決めるのは、あくまで七人の審査員だ。けれど、《おもしろさ》という、具体的なものさしのないものを《比較》されなければならないとき、おなじ四分間で笑った回数や時間が少なければ、かなり不利になるだろう。POISON GIRL BANDと意味は違うが、千鳥もやはり、M-1には向いていないコンビなのだ。少なくとも、今と同じ構成のネタを作り続けているうちは、飛躍は難しいと思う。

 【トータルテンボス】…正直に言って、彼らのルックスもキャラもしゃべり方も、好きじゃない。どっちかというと嫌いなタイプだ。それでも、おもしろいとおもった。アンチな僕がおもしろいと思ったのだから、相当なものだと思う。
 個人的には、彼らがネタの中に持ち込む言葉遊び的な部分は、あんまりおもしろくないと思う。今回のネタだと、「安いっすね」を「やっすぇーっすぇねっ!」と言うのとか、「施工主のバカ!」とか。前者は言い方だけの問題だから、それならレッド吉田の五文字ネタのほうがより徹底してくだらなく、潔い。「施工主~」のほうは、なんだか言葉を知らない子供が、新しい言葉を覚えたのがうれしくて無節操に使っちゃったみたいな幼稚さが漂う。一種異様な知的興奮を呼び覚ます、くりぃむしちゅーの《上田ツッコミ》なんかと比べると、レベル低いなぁ、と思ってしまう。
 一方で、ベースとなるネタのできはすごくいい。テンポもいいし、前半のネタをフリに使って最後のオチに収斂させていく構成の確かさなんて見事だ。あれだけいいネタがあるなら、中途半端な言葉遊びなんてやらなくてもいいのに、と思ってしまう。逆効果な気がするし。
 今年が結成10年目で、最後のM-1挑戦だった。優勝は逃したけど、同じく10年目のM-1で優勝を逃して4位に終わったタカアンドトシは、その翌年に大ブレイクしている。そういうこともあるから、トータルテンボスも希望を持って、頑張ってほしい。

 【キングコング】…今回の出場者の中で、圧倒的に知名度の高いのが彼ら。第一回大会以来6年ぶりの決勝戦出場という長いブランクに不安はあったが、ふたを開けてみると見事なパフォーマンスで、そんな不安を払拭した。オール巨人も言っていたように練習量の見えるネタで、テレビの仕事で多忙な中、よくあれだけ練習をしたものだと感心し、感動さえ覚えた。
 ネタに関しては、シチュエーションは割とオーソドックスながら、強烈なハイスピード&ハイテンションで、見るものは否応なしに飲み込まれていくようなパワフルなネタだった。また、ネタの本質はベタ=王道なので、好き嫌いはほとんど出ないタイプだとも思う。
 ただ、ちょっと気になったのはツッコミ西野の《声の汚さ》。同じハイテンションツッコミでも、アメリカザリガニ柳原や、アンタッチャブル柴田の声は《いい声》だと思うのだが、西野の声は、テレビ越しに聴いてて「汚い声だな」と思った。その《汚い声》をことさら大きく張り上げるのだから……。ネタ自体の評価に、何の影響も与えていないとは限らない。

 今日はここまで。明日は残り三組、ハリセンボン、ダイアン、サンドウィッチマンについて書きます。
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Theme:M-1グランプリ2007
Genre:お笑い

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comments(0)|trackback(0)|お笑い|2007-12-26_04:31|page top

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行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
でもその“理”を支えているのは、実はすべて直感と思い込みだったりもする。そういう人。

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