闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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ドラマ『相棒 Season12』第8回―最後の淑女―

 次長から呼び出され、小百合という女性を紹介された右京。小百合は母親の遺品の中から見つけたというノートを右京に見せる。そのノートには、ある人物の罪を告発しようとする決意と、告発相手から口を封じられるのではという不安が綴られていた。小百合の父親は20年前に自殺した作家・夏河の自宅の管理人を勤めていたが、夏河の死と同時期に失踪したという。小百合はこのノートを読み、夏河の死が自殺ではなく、父に殺されたのではと疑っていた。真相を調べて欲しいと頼まれた右京は、夏河の死後その自宅を買い取って管理してる財団の理事長・江花須磨子に話を聞きに行く。

 テレビ朝日『相棒 Season12』公式サイト
 

 第4回「別れのダンス」に続き、戸田山雅司氏脚本作品ということで、これまた「別れの…」同様、いかにも“らしい”作品だったなぁと思います。前半はやけに拙速な展開で、右京の推理もどことなくいびつで不自然な形。どうしたのかなといぶかしんだところで、後半ですべてをひっくり返すような真相が明らかになり、前半に感じたいびつさや不自然さが、すべて解消する。この隙のなさと推理ドラマとしての構成の巧みさは、さすが戸田山脚本だと感じました。

 謎の手記から、過去に起きたであろう事件の謎を推理していくというストーリーは、推理小説ではよくありますが、ドラマでは珍しいでしょう。ふつうは当時を知る関係者を訪ねたり、資料を探して調べたりと、広く手がかりを集めようとするものですが、本作ではただ一人、須磨子の証言だけを頼りにしているところが、TVドラマっぽくなくて新鮮でしたね。また、問題の手記に関しても重要な秘密が隠されていて、それを“どう読むか”が真相解明の鍵になります。これは完全に、叙述ミステリーを映像でやるという試みで、ふつうは無理な手なんですが、本作は右京と享が叙述ミステリーの謎解きに挑み、その姿をドラマとして映像で捉えるという構造にすることで、成立させています。この手法には感心しました。

 前シーズンでは単なる“嫌な奴”以上の印象を残せなかった甲斐峯秋ですが、Season12ではその複雑で深遠な人間性が、断片的ではありますが見えてきています。前シーズンは享の親離れが描かれましたが、今シーズンは父としての峯秋が、息子を認めていく過程が描かれるのでしょうか。
 次回は早くも年内最後の『相棒』らしいです。時が経つのは早いなぁ。次回は輿水脚本で、芸者さんの世界が描かれるとか。享の過去も明かされるのかな?楽しみです。
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行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
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