闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

月別アーカイブ

検索フォーム

広告!

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
HP Directplus オンラインストア
comments(-)|trackback(-)|スポンサー広告|--------_--:--|page top

DVD『その男、ヴァン・ダム』

 気がつけばこれも、5年以上も前の映画になってた。ずっと前から、見たいと思ってたんですけど。アクションスター、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが故郷ベルギーを舞台に撮った、ヒューマンサスペンス。
その男 ヴァン・ダム スペシャル・エディション [DVD]その男 ヴァン・ダム スペシャル・エディション [DVD]

角川エンタテインメント 2012-09-12
売り上げランキング : 101268

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 1990年代のハリウッドを席巻したアクションスター、ジャン=クロード・ヴァン・ダム。しかし21世紀、そのスタイルはすでに時代遅れ。ギャラは急降下し、いつしか主演作はビデオストレートばかり。年齢的にもアクションがキツくなってきた。プライベートでは離婚した妻とのあいだで娘の親権問題を抱え、久々に掴みかけた大役はスティーブン・セガールに奪われた。失意の中、故郷のベルギー・ブリュッセルに帰省したヴァン・ダムは、預金を下ろしに訪れた郵便局で強盗事件に遭遇。立てこもった犯人に人質にされてしまったうえに、警察からはヴァン・ダムが強盗犯だと誤解されてしまう。国民的ヒーローであるヴァン・ダムに声援を送るファンが詰めかけ、騒然とする現場。48歳、人生どん詰まりのヴァン・ダムは、この窮地を切り抜けることができるのか……。
 


 先日、ジャッキー・チェンのFacebookアカウントに、ヴァン・ダムとのツーショット写真がアップされてました。ヴァン・ダムは俳優を目指した若かりし頃、アメリカに渡る前に香港に立ち寄っていて、ジャッキー・チェンの事務所に自分を売り込んでいたそうです。ジャッキーの著書に、そのときの様子が書かれているということを、僕は『エクスペンダブルズ2』のパンフレットを読んで知りました(厳密には、ジャッキーはヴァン・ダムの名前を記しているわけではなく、「筋肉ムキムキで顔はハンサムだが、背はあんまり高くない空手青年が、ベルギーのブリュッセルから売り込みにやってきた」とういう趣旨のことを書いていて、時期的なことや外見などの特徴から考えて、間違いなくそれはヴァン・ダムだろうと推定できるという話)。ちなみにジャッキー、そのベルギー人の空手青年に対して「彼、すごくいいんだ」「いつか僕の映画に登場するかもね」と、かなり好意的なコメントを残しているのですが、2014年現在、ジャッキーとヴァン・ダムの競演は実現していません。見てみたいけどなぁ。

 ヴァン・ダム主演映画はけっこうな数見ているはずなんだけど、内容をきちんと覚えている作品となると一本もないことに気づきます。いちばん印象に残っているのは『ストリート・ファイター』。あと『ボディ・ターゲット』を比較的最近、何かで見た記憶があります。TV放送か、あるいはYouTubeか何かにアップされているのを見たんだったか?他にも『ライオン・ハート』『ハード・ターゲット』『タイムコップ』『マキシマム・リスク』『ダブルチーム』『ノック・オフ』あたりは見ているはず。『ダブル・インパクト』はジャッキーの『ツイン・ドラゴン』とそっくりな話。これも見てる。『ユニバーサル・ソルジャー』ももちろん。でも『サドン・デス』は見てない。

 本作『その男、ヴァン・ダム』では、過去の栄光と現在の落差を自虐的にパロディにして演じたヴァン・ダムに賞賛が集まっているようです。強盗団の一人がヴァン・ダムの大ファンで、ヴァン・ダムのお陰でハリウッドに進出しながら、自分が成功したらヴァン・ダムを見捨てたジョン・ウーに憤慨したり、ヴァン・ダム自身がそれをとりなして「フェイス・オフは傑作だよ」と言ってみたり。でも、この脚本を最初にヴァン・ダムに見せた人は、勇気あるなぁ。
 面白いのは、ハリウッドではどんなに“過去の人”扱いでも、ベルギーでは今もなお、国民的英雄のような存在であるということ。ベルギー出身のハリウッドスターって、他にいないんでしょうか。たぶん、いないんでしょうね。だから、感覚的には日本人がハリウッド映画でのケン・ワタナベやヒロユキ・サナダの活躍を誇りに思うのと似たような感じでしょうか。

 本作のクライマックスは、ヴァン・ダムが自身の思いを訥々と語る一人語りのシーン。いろいろな苦労や挫折を経て、今のヴァン・ダムが率直に思いを吐露している、ように見える。でも一方でこれは映画だから、そういう演技をしているのかもしれない。そんな二重構造を成立させられること自体、ここでのヴァン・ダムの演技がかつての大根芝居とは一線を画していることの証明でしょうね。そして結末は予想外な展開へと。ある意味、ヴァン・ダムはこの結末にすることで、今までの自分に完全に区切りを付けたかったのかもしれない。
 本作以降、『エクスペンダブルズ2』で悪のカリスマを好演し、最近ではボルボのトラックのCMが話題になるなど、ゆっくりではあるものの、着実に復権の兆しが見え始めているヴァン・ダム。もう若くはないとはいえ、まだ50代。スタローンやシュワ、ジャッキーは60代ですがまだまだ現役。ヴァン・ダムも、アクションヒーローであることを諦めないで、華麗なスピンキックを見せ続けて欲しいものです。
エクスペンダブルズ2 [Blu-ray]エクスペンダブルズ2 [Blu-ray]

ポニーキャニオン 2013-03-02
売り上げランキング : 2565

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

フェイス/オフ [Blu-ray]フェイス/オフ [Blu-ray]

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 2010-12-22
売り上げランキング : 5314

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ハード・ターゲット [DVD]ハード・ターゲット [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル 2012-05-09
売り上げランキング : 46336

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

スポンサーサイト

Theme:洋画
Genre:映画

HP Directplus オンラインストア
comments(0)|trackback(0)|外国映画|2014-05-22_03:01|page top

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

tamacat

Author:tamacat
行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
でもその“理”を支えているのは、実はすべて直感と思い込みだったりもする。そういう人。

参加ランキング

クリック感謝!

NetShop

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。