闘争と逃走の道程

負けっぱなしの人生ですが、いつも「最後に笑うのは僕だ」と、何の根拠もなしに信じています。

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金曜ロードショー『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』

 ルパンシリーズで、今のところ最後の劇場公開作品。 個人的に『複製人間』よりも、『カリ城』よりも好きな作品です。劇場版6作の中では、いちばん好き。
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 海に浮かぶ奇妙な島“漂流島”に眠るというズフ共和国の財宝を狙うルパンたち。ズフは数年前のクーデターで国王とその息子パニシュ王子が殺害され、残忍な首狩り将軍が支配していた。ルパンは漂流島の謎を解く鍵を握るといわれる首狩り将軍の一人娘エメラを拉致するが、それはエメラに変装した秘密工作員オーリエンダーだった。ルパンがズフに現れたことを聞きつけた銭形が、ルパンに罠を仕掛けたのだ。しかし銭形とともにルパン逮捕に向かった国家警察の長官クライシスは「この国では、逮捕と処刑は同じこと」と、ルパンのアジトに総攻撃をかける。激しい戦闘の中、オーリが持っていたペンダントに目をつけるルパン。そこ収められた写真には、在りし日のパニシュと肩を並べ、幸せそうに微笑むオーリの姿が……。

 日テレ『金曜ロードショー』公式サイト
 ルパン三世公式サイト『ルパン三世ネットワーク』
 
 原作者モンキー・パンチ氏が監督した作品という切り口で語られることが多い本作ですが、制作スケジュールがかなり無理のあるものだっこともあり、本職のアニメーターではないモンキー氏の意見は他のスタッフと対立することも多く、実際にはほとんど自由にやらせてもらえなかったとも言われています。それでも、変装シーンへのこだわりや全体を通したダークでセクシーな雰囲気などは、原作者モンキー・パンチの思いが反映されてのものでしょう。
 また、音楽を根岸貴幸氏が担当した本作。おなじみ大野雄二氏とは少し雰囲気が違いますが、作品自体がいつもとはちょっと違う雰囲気の作品だったこともあり、上手くマッチしていたように思います。根岸氏はこの作品と、TVスペシャル『トワイライト・ジェミニの秘密』の二作だけの登板。まあこれは、山田康雄さんが亡くなられたことで大野氏が、いわば“喪に服していた”から起きたイレギュラーな事態で、基本的には大野氏がご健在である限り、他の作曲家にお声が掛かることは、ないでしょうね。

 全篇にわたって微かに漂うダークな空気や、首狩り将軍の所業に代表されるバイオレンス描写など、シリーズの中でもアダルトなムードが特徴的な作品ですが、基本的な内容は『カリオストロの城』とだいたい同じだと思います。いうなれば『カリ城』アダルト版。「隠された財宝をめぐる攻防」を縦糸に、「囚われのお姫様を、自由な青空の下に解放してあげる」という横糸が重なるストーリーの基本構造は、ほとんどそのまんまですね。
 細かい点を上げれば、「レジスタンスを組織・指導していたのは誰なのか」や「指紋や虹彩のデータまでどうやって手に入れたのか」など、説明されていない問題もあるし、ラストのオチもよく解らないのですが、そういう点を割り引いても、クールでスタイリッシュな映像、激しいアクション、ちょいアダルトな恋模様など、魅力満載で、充分すぎるくらい面白い作品です。

 なぜこの『DEAD OR ALIVE』が好きかと言うと、この作品が僕にとって、ルパンの原体験だからでもあります。生まれて初めて見たルパン作品が『ワルサーP38』で、その次に見たのがこの『DEAD OR ALIVE』。だから、いまだに僕の中で、ルパンのイメージはこの二作品に規定されていると言っていい状態です。
 近年の『ルパン三世』TVスペシャルのイメージと比べると、圧倒的にドライで渋い雰囲気があります。つまり僕にとっては、ルパンはこれぐらい渋いイメージだってことです。だから、最近の低年齢向け基調の、明るく健全なルパンはあんまり見たくないんだなぁ。
 この『DEAD OR ALIVE』の劇中に、僕がルパンシリーズの中でいちばん好きなシーンがあります。クライマックス、漂流島でナノマシンの猛攻をかわしながら戦うルパンが、首狩り将軍を射殺するシーン。銃を使わずに人を射殺するというこの妙技。初めて見たときは、子供心に衝撃を受けました。

 なんか最後に気になる情報が出ていたけど、一夜あけて、情報が錯綜してますね。告知画面を正直に受け取って、新TVシリーズが始まると考えている人もいるし、一方で恒例の(年一のペースは崩れたけど)TVスペシャルの新作だとするマスコミ報道もあり。昨夜の時点では『ルパンVSコナン』のPart2だという話もあった気がしたけど、見間違いかも。
 なんでもいい、面白くしてくれ。最高に粋でクールで、カッコいいルパンが観れたら、文句は言わないから。



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おひさ
この作品は小説版ルパン三世の『深き森は死の香り』に近いダークでアダルトなルパンが強く印象に残りますね。私のお気に入りシーンは喫茶店での強靭な銭形と、エンドロールの直前、ボートでルパンファミリーが走り去るシーンです。どのシーンもコメディ色も残しながら基本アダルトな雰囲気を醸し出しており、最近のテレスペにはない“重さ”を持った作品です。

さてさてどうやら新情報とはルパンのテレビシリーズが今秋から始まるという事でどうやら間違いないようですよ。最近のテレスペのクオリティーの低さを考えると不安要素が多々ありますが、とりあえずは喜んでおきましょう。
それにしてもファーコンと言い今回のシリーズ再始動と言い、我々の先見の明はなかなかですな。
ろんぐたいむの~し~。
>>峰川幸介三世さま。
強いとっつぁんね。僕も好きです。

>最近のテレスペにはない“重さ”

たしかに、最近のは軽いからねぇ。

>テレビシリーズが今秋から始まるという事でどうやら間違いない

そうですか!そりゃ嬉しい。ただレギュラーでやるとなると、
声優陣の高齢化の問題もあるし、峰川さんの仰るとおり、
近年のテレスペの出来の悪さをそのまま受け継ぐ恐れもありますし……。
先見の明というより単に希望が叶っただけですけど、こうなったら
シリーズのクオリティも希望通りになると信じませうか。
作曲が…!
おひさしぶりです。先日のルパンはがっつりみました!
毎年の新作は観たそばから忘れていくので、比較対象がここ数年とカリオストロしかないのですが、
アダルティな雰囲気は楽しめました。ラストもちゃんと球体になってたし。

音楽もかなりセンス良いなぁと思ってたら、大野さんじゃなかったんですね!これはこれでよかったです♪

そしてまさかのシリーズ始動ですか!?期待半分、不安半分てところです。できれば深夜がいいですね★
大野さんではないんです!
>>レンさま。
お忙しいところ、わざわざどうもです。
『DEAD OR ALIVE』、楽しんでいただけたなら、ルパンフリークとしては喜ばしい限りです。

新シリーズに関しては、制作体制や作り手の意識がどういう方向を向いてるのかが解らないので、現段階では不安の方が大きいです。
ですが、『ルパン三世Y』『ルパン三世M』および季刊誌『ルパン三世officialマガジン』誌上では、傑作と言っていい作品がたくさんあるので、それらをベースに制作されるならけっこう期待できるかも、と思っております。

本作の根岸貴幸氏の音楽もなかなかイカしてますが、やっぱりルパンミュージックは大野雄二氏だろ、ということで、Youtubeの動画を貼ってみました。何十回聴いても痺れます。

プロフィール

tamacat

Author:tamacat
行動力なし、責任感なし、度胸なし。理屈っぽい。理に適わないことはきらい。
でもその“理”を支えているのは、実はすべて直感と思い込みだったりもする。そういう人。

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