2008.06.28
映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』
ハリソン・フォード最大の当たり役、考古学者インディアナ・ジョーンズを主人公とするアクション・アドベンチャー・シリーズ、19年ぶりの新作。
「あの頃は若かった」などとぼやいてはいますが、今もまだまだお若いですよ、ジョーンズ教授。でも時代は第二次大戦中から、東西冷戦時へとシフト。インディの父と友人・ブロディは亡くなり、かつての恋人・マリオンはおばさんになった。それでも、「本物の考古学者」インディの生活は、常に冒険とともにある!
映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』公式サイト
ファーストシーンは「エリア51」から。のっけからソ連軍に銃を向けられ、脅迫されるインディと相棒のマック。ソ連軍の狙いは、1947年の「ロズウェル事件」の際、軍によって回収された謎のミイラ。ちなみにこの同じ格納庫の中には、かつてインディが発見したあの「アーク〈聖棺〉」も置いてあったりして。過去作品を見ている人ならニヤリとするシーンですね。
スキをついてソ連軍のもとを逃げ出したインディがやってきたのは、砂漠の中の小さな町。と思ったら、実は核爆弾の実験施設!爆発まであと一分、走って逃げても到底間に合わない。そこでインディがとった行動は、「冷蔵庫の中に隠れる」。……いや、確かに鉛張りの箱の中なら爆風も放射線も防げるかもしれないけど、あんだけ吹っ飛ばされたら、冷蔵庫の中で死ぬだろ。いやその前に、たぶん冷蔵庫ごと熱で溶けるぞ。この辺、アメリカ人は核兵器への認識が浅い。『トータルフィアーズ』の記事にも書いたけれど、天下のスピルバーグでさえこれかと思うと、日本人としてはがっかりですね。しかもこの核実験の描写、ストーリー上さしたる必然性が無い。しいて言えば、米ソが核兵器開発競争を繰り広げていた冷戦時代の雰囲気を出そうとしたんだろうけれど、こんないい加減な描写なら、要らんわ。
その後、インディはマットという青年に出会い、伝説の秘宝〈クリスタル・スカル〉探しに乗り出す。この〈スカル〉探しに向かう動機付けが少々回りくどいというか、ややこしいのだけれど、とにもかくにも出発してしまえばもう、かつてのインディ・ジョーンズとなんら変わらない。違いといえば、相棒が親子ほども歳の離れた青年であるということぐらい……。ペルーで〈スカル〉を発見するまでのくだりはいやにあっさりとしていて拍子抜けですが、そこからは謎の黄金都市〈アケトー〉を探すアドベンチャーへと話が続きます。
マットの母親が、かつてインディとともに「アーク〈聖棺〉」を追い求めたマリオンだったというサプライズがあり、さらに彼女の口から「マットはあなた(インディ)の息子よ!」という衝撃の告白。なんとインディ、マリオンと婚約までしていたのに、結婚式直前に蒸発したのだそう。ひどいぞインディ!でも、冒険に生きる男に、家庭は似合わないよね。
そんなこんなあって、アケトーにたどり着いたインディたちが目にしたのは、13体のクリスタルの骸骨たち。そのうち1体には頭部がなく、そこに見つけ出した〈スカル〉を置くと、神秘の力で異次元への扉が開き、想像を超えた現象が起こる。最後は、スピルバーグ作品だから『未知との遭遇』みたい、と言うべきなのでしょうが、『X-File』や『プレデター』のようでもある。つまりそういうオチです。南米の古代文明というのは謎が多くて、宇宙人との相性も抜群。でも、インディ・ジョーンズと宇宙人の相性って、どうなんだろうなぁ?
とにもかくにも、御歳65歳にしてなおも体を張るハリソン・フォードの若々しさと格好良さに脱帽。そして一度は終わったシリーズを、見事に復活させたルーカス&スピルバーグコンビのイマジネーションの力に感服。80年代というハリウッド・アクション黄金期の匂いも感じながら、エンターテイメントの王道の魅力を満喫するにはもってこいの122分でした。
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「あの頃は若かった」などとぼやいてはいますが、今もまだまだお若いですよ、ジョーンズ教授。でも時代は第二次大戦中から、東西冷戦時へとシフト。インディの父と友人・ブロディは亡くなり、かつての恋人・マリオンはおばさんになった。それでも、「本物の考古学者」インディの生活は、常に冒険とともにある!
映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』公式サイト
ファーストシーンは「エリア51」から。のっけからソ連軍に銃を向けられ、脅迫されるインディと相棒のマック。ソ連軍の狙いは、1947年の「ロズウェル事件」の際、軍によって回収された謎のミイラ。ちなみにこの同じ格納庫の中には、かつてインディが発見したあの「アーク〈聖棺〉」も置いてあったりして。過去作品を見ている人ならニヤリとするシーンですね。
スキをついてソ連軍のもとを逃げ出したインディがやってきたのは、砂漠の中の小さな町。と思ったら、実は核爆弾の実験施設!爆発まであと一分、走って逃げても到底間に合わない。そこでインディがとった行動は、「冷蔵庫の中に隠れる」。……いや、確かに鉛張りの箱の中なら爆風も放射線も防げるかもしれないけど、あんだけ吹っ飛ばされたら、冷蔵庫の中で死ぬだろ。いやその前に、たぶん冷蔵庫ごと熱で溶けるぞ。この辺、アメリカ人は核兵器への認識が浅い。『トータルフィアーズ』の記事にも書いたけれど、天下のスピルバーグでさえこれかと思うと、日本人としてはがっかりですね。しかもこの核実験の描写、ストーリー上さしたる必然性が無い。しいて言えば、米ソが核兵器開発競争を繰り広げていた冷戦時代の雰囲気を出そうとしたんだろうけれど、こんないい加減な描写なら、要らんわ。
その後、インディはマットという青年に出会い、伝説の秘宝〈クリスタル・スカル〉探しに乗り出す。この〈スカル〉探しに向かう動機付けが少々回りくどいというか、ややこしいのだけれど、とにもかくにも出発してしまえばもう、かつてのインディ・ジョーンズとなんら変わらない。違いといえば、相棒が親子ほども歳の離れた青年であるということぐらい……。ペルーで〈スカル〉を発見するまでのくだりはいやにあっさりとしていて拍子抜けですが、そこからは謎の黄金都市〈アケトー〉を探すアドベンチャーへと話が続きます。
マットの母親が、かつてインディとともに「アーク〈聖棺〉」を追い求めたマリオンだったというサプライズがあり、さらに彼女の口から「マットはあなた(インディ)の息子よ!」という衝撃の告白。なんとインディ、マリオンと婚約までしていたのに、結婚式直前に蒸発したのだそう。ひどいぞインディ!でも、冒険に生きる男に、家庭は似合わないよね。
そんなこんなあって、アケトーにたどり着いたインディたちが目にしたのは、13体のクリスタルの骸骨たち。そのうち1体には頭部がなく、そこに見つけ出した〈スカル〉を置くと、神秘の力で異次元への扉が開き、想像を超えた現象が起こる。最後は、スピルバーグ作品だから『未知との遭遇』みたい、と言うべきなのでしょうが、『X-File』や『プレデター』のようでもある。つまりそういうオチです。南米の古代文明というのは謎が多くて、宇宙人との相性も抜群。でも、インディ・ジョーンズと宇宙人の相性って、どうなんだろうなぁ?
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theme : インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
genre : 映画
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
『全世界待望──新たなる秘宝を求め、史上空前の冒険が始まる!』
コチラの「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」は、スティーヴン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス製作総指揮、ハリソン・フォード主演で80年代に大ヒットを飛ばしたシリーズの
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
ドキドキね。
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
インディ・ジョーンズ・シリーズの第4作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を鑑賞。前作の「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」が公開されたのは1989年の事だから、19年振りにジョーンズ博士が戻って来てくれた訳だ。
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「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」レビュー
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:ハリソン・フォード、ケイト・ブランシェット、カレン・アレン、レイ・ウィンストン、ジョン・ハート、ジム・ブロードベント、シャイア・ラブーフ、他 *
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
ドキドキするなぁ〜インディ・ジョーンズに会えるなんて― *『レイダース/失われたアーク』1936年、旧約聖書に登場するアークの行方を追い、ペルー、ネパール、カイロを駆け巡りナチス・ドイツと対決―*『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』1935年、インドで聖なる...
★「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
先週は風邪気味だったので、公開二週目の「インディ〜」を週末ナイトショウで。
たしか19年ぶりのシリーズ最新作とかで・・・
60オーバーのハリソン・フォードでアクションは大丈夫か・・・なんて心配されてるけど。。
こういう娯楽大作は見逃すともったいないので...
インディ・ジョーンズ4-クリスタル・スカルの王国 (2008年)
【コメント】★★★★★★★☆☆☆ 日本の配給会社の無神経ぶりと馬鹿っぷりをさらけ出している映画。これについては後述する。 それはそうとして...。 「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」から19年後の1957年が舞台となっているおり、撮影も19年ぶりなのでつじつまが合
映画『Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull』劇場鑑賞
Steven Spielberg監督とGeorge Lucas監督の黄金コンビ+Harrison Ford主演で19年ぶりに復活したシリーズ最新作、『Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull(邦題:インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国)』を観て来ました。 舞台の始まりは1954年..
【2008-152】インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
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全世界待望──新たなる秘宝を求め、史上空前の冒険が始まる!
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
「レイダース 失われた聖櫃」
は何度見ても面白い。
その続編が19年ぶりに出たと聞いたら
観に行かずにはいられない!
映画館に入ると、あのテーマ曲が。。。
期待が高まります。(^^)
時は1957年。
米ソ冷戦の最中の米軍機密施設で
非情な士官・イリーナが
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」まさに王道...
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」★★★★☆オススメ
ハリソン・フォード主演
スティーブン・スピルバーグ監督
懐かしいファンファーレのようなテーマ曲が
流れると心が踊る、
やっとインディの新作が見られるのだ。
現実社会ではなんと...
【映画】インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国…“ヤング”とは一味以上違う続編
そういえば、今って“西暦2008年7月”ですねぇ…
“2008年7月”といえば「未来少年コナン」で、空をギガントが飛び交って、超磁力兵器が使われて人類が滅亡の危機になる月ではありませんか…と、子供のころに観たり読んだりした未来をドンドン追い越していく昨今です{/fac...
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
[インディ・ジョーンズクリスタル・スカルの王国]
この映画に対するハードルを自分でかなり上げていたっていうのもありますが、正直かなり拍...
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
本作品のキーワード : 『観る者に夢を与えてくれる』
−それがこのシリーズの...
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
温故知新の大冒険!
『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』'08・米
あらすじ1957年、相棒マックに裏切られ、スパルコ率いるソ連工作員の魔手から危うく逃れたインディ。大学も強制休職となり街を出ようとしていた彼にマットという若者が声をかけてきた・・・。感想『未知との遭遇』のスティーヴン・スピルバーグ『アメリカン・グラフィ...
















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